失敗を許す世の中

2011/03/03 | カテゴリー: 起業全般, 経営 | タグ:

こんばんは。小坂です。

何と瀬戸は雪が降りましたね。21時過ぎの帰宅時に、ハラハラと降ってきました。しばし冬に逆戻りですね。

 

●失敗は怖い?

さて、今日は「失敗」について。起業をお手伝いする仕事をしていると、「失敗を過度に嫌がる」相談者がとても多いことが気になります。

(例1)ある会社にアプローチしたいけど、電話をかけても大丈夫か?
 ・・・電話した方が早そうですね。熱意を伝えるために、少し作戦を練ることは有益でしょう。

(例2)株式会社を設立したいが、事前に書類のチェックをお願いしたい
 ・・・それより公証役場や法務局に直接訊いた方が早いのでは?

 

行動して、失敗するのが怖いのですね。石橋を叩いて渡るということばもありますが、起業をするにあたっては、行動した方が早いことも多くあります。

失敗が怖くて行動しないというのは、逆に何も得られない結果となってしまいます。

「より多くの打席に立つ」 ことが必要と、勝間和代さんが上手に表現してくれている通りだと思います。

(参考) 2010/4/25 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!
「打席に立つための5つの方法-とにかく、打席に立つこと。三振してもいいじゃない。」

イチローでも3割ですからね。空振りが多くてもよいではないですか!

ちなみに、私も平成15年の開業以来、いろいろな企画を考え、実行に移してきましたが、結果が出たのは2割程度です。2割バッターでも、創業3年目以降は一切の広告宣伝費を使わずに事業運営ができています。残りの8割は、今考えると恥ずかしくなってしまうくらいの企画ばかりですが、その当時は、必要な動きだったのかもしれません。

 

●失敗を許さない文化

失敗を許さない文化は、学生時代から形成されていると感じています。決まった答えが必ずある問題ばかり、私は解いてきました。間違えることは、怖いことです。

社会人になっても、典型的な「マイナス評価」の文化を持つ銀行に勤めていました。失敗は、出世競争からの脱落で、敗者復活戦はそれほど行われない。これは、大学でゲーム理論の教材として使われていたものでもありました。

致命的な失敗をしないようにすることは大事です。いい加減に行動して、人に迷惑をかけないように考えることはマナーでもあります。

しかし、「失敗が怖いから挑戦しない」では、社会の雰囲気も停滞してしまいます。誰も難しい課題の解決をしようと思わなくなってしまいます。

 

●「起業準備」と「挑戦」

最高の成果をあげるために綿密な準備をすることもまた、必要です。起業に向けての動きに関しては、この「準備」に大きな差があります。積極的に行動する方は、本当に驚くほどのスピードで次々に結果を出していきます。特に、「人」に関して、良いネットワークを早期に形成してきます。

幸い現在の仕事を通じて、挑戦することを楽しむ人達も相当数いらっしゃいますので、その輪を広げていくことを一つのミッションにできています。そして、その方々をさらに刺激することも、私の楽しみの一つになっています。

最近もまた、複数の方から「起業を意識するようになってから、挑戦する楽しみを持つようになった」と言われました。明らかに、意識が変革しているのが分かります。現状に言い訳せず、その中で自らのミッションの解決に向けてベストを尽くす姿は、たいへん頼もしく感じます。

挑戦した分だけ失敗も多く生まれることでしょう。逆に言えば、失敗が積もり積もっていれば、そこから何かが生まれてくる可能性も高くなるかもしれません。もちろん、止まってしまえばそこでThe Endですが。

起業をするかどうかは最終的な決断を下すまで分かりませんが、そのための準備であれば、いろいろなことができるはずです。お金を貯めること、スキルを磨くこと、人とのつながりを作っていくこと...

 

失敗したときに、すぐに前を向いて進んでいけば、きっと活路は見いだせます。最近失敗した方も、しばし凹んで、でもすぐに顔を上げて未来に進んでください!


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