2012年総括<10月・またまたしごと塾盛りだくさん編>

<2012年10月>

10月は(10月も)、振り返ればせと・しごと塾の講座が目白押しでした。私自身、初めてのテーマで講座を行うこともあり、知識のインプットに力を入れた月でした。準備のために時間を割いた分、講座実施時だけでなく、2013年にも大きく活きることでしょう!

131.税務署との折衝
お酒の販売免許の中でも特殊な「オークション販売」の免許申請について税務署の担当者と折衝しました。確認すると、以前関東で申請したときと(なぜか)随分取り扱いが異なりました。こういうこともあるので、丁寧に税務署と事前の話し合いをしないと大変なことになります。
今回も、たくさんの書類を準備することになりました。

132.IT戦略講座

せと・しごと塾のIT戦略講座(AM)と個別相談(PM)が行われました。

せと・しごと塾IT講座

起業して商品・サービスを販売するにあたり、ITを有効に活用すれば大きな力となります。私も2003年に起業したときにITの力を実感しました。ITがなければ起業できていなかったでしょう。

講座に先立って、塾生さんのPRタイム。コーヒーパウダーを販売する5期生森永さんの新製品、INIC Coffeeを坊山さんが紹介。イベント等で販売する契約を交わしたとのこと。せと・しごと塾で出会った偶然からこのようなつながりができるというのは、見ていて本当に嬉しいものです。見事な売り子さんでしたよ…

INIC Coffee

*私も2個購入

IT講座のテキストは、5期生さん向けに配布している「起業の50ステップ」のITマーケティングの部分と、独自に製作したFacebook活用の資料としました。最近のIT活用は、Facebookを外すわけにはいきません。特にせと・しごと塾ではコミュニティビジネスの比重が高いので、ネット上でのコミュニケーションというのも重要な要素だと考えています。数あるSNSの中でもFacebookは活発なコミュニケーションの場となっており、上手に活用していけばビジネスを伸ばすことも可能です。ただ、注意点もありますので、それも簡単に解説しました。

Facebookの他にも、ホームページ、ブログ、メルマガ、掲示板、アクセス解析などなど、23のツールを紹介し、強弱つけて2時間の中で説明させていただきました。閲覧しに来てくれた人をいかに気持ちよく誘導してあげるかということも大事です。メルマガを書きっぱなしにするのではなく、ホームページ化して見やすく一覧にしてあげる効果なども説明しました。

■参考:メルマガ「法律クイズ」を一覧にした例

普段のしごと塾はお土産も飛び交います。写真は寿司です。

寿司?あられ?

・・・実はあられですが、わさびがついていたり、甘ダレの味がしたりと、なかなか凝った商品ですね。これは写真に撮っている人が多かったのですが、ネット上に飛び交うことになるでしょう。思わず突っ込みたくなる、ネットで紹介したくなるような商品でした。見事ですね!

講座終了後、午後からは個別相談日。並行して、せと・しごと塾内での企画会議が進んでいました。

せと・しごと塾 秘密のイベント企画

イベント出展ということで、みなさんで企画を練り上げているところです。どんなものが出来上がるでしょうか。楽しみですね!

相談時間を使い、塾生さんのFacebookページが新しく誕生しました。現在はとりあえずページができたという状態なので、もうちょっとコンテンツを整えたらまたみなさまにもご紹介できるかと思います。そのときは改めてFacebook等でお知らせしたいと思います。

他にも、新事業でのIT活用の相談や、商品の生産体制構築の相談、開業時の手続き相談、会計記帳に関する相談、自分自身の方向性に関する相談、イベント参加の相談、許認可の相談などがありました。

課題や悩みは多いけれども、正面からその解決に取り組む姿勢は、本当に頼もしく思います。しごと塾の特色でもあると言えます。相談にいらっしゃったみなさまも、目の前の壁を自分で、そして仲間と乗り越え、また違う景色が見えるようになることを願っています。

この日の帰り際に、先日行われた「事業化スケジュール講座」(副題:「世話好きご近所さんになろう!」)のアンケートをいただきました。前年度の講座と内容はほぼ同じですが、コミュニケーションの要素を加えたいと考え、チーム内で課題をシェアして、お互いの課題解決を考えるという試みをしました。その結果が大きく反映されたアンケートとなっていました。私の中では大成功と言ってよいと思います。想像以上の反応を得ることができて、嬉しく思います。昨年度の反省をうまく活かすことができました。

講座後、相談時間終了後のしごと塾の雰囲気は、いつも心地よさを感じます。この活気のあるコミュニティを徐々に広げていけたら、また、各地に点在させることができたら…などと考えています。何しろ「超」低予算の事業ですので。これについては、2月にせと・しごと塾の成果発表の場も用意される予定ですので、また詳細が決まりましたら改めてご連絡したいと思います。

133.せと・しごと塾 芋煮会!
秋の恒例イベント、芋煮会が開催されました!せと・しごと塾芋煮会

子供たちでにぎわっています。娘は大きすぎるバドミントンのラケットを嬉しそうにしばらく握っていました。

せと・しごと塾芋煮会

この後自宅に戻ってから娘は大はしゃぎしていました。楽しい時間でしたね!

せと・しごと塾の関係者が集まります。この日も50名くらいが参加したのではないでしょうか。私も娘と参加、まだ目が離せない時期なので、お手伝いはあまりしていないのが申し訳ないのですが、とても楽しみにしているイベントです。
参加者はしごと塾の塾生さん半分、子供半分といった構成です。家族も連れていきたい、という雰囲気はとても大事ですね。普段のしごと塾自体が、子供連れで行っても、誰かが子供の面倒を見てくれるという場所であり、しかも塾生さんは明るく前向きな雰囲気なので、それが子供にも伝わります。私も安心して娘を連れていくことができます。今回も、温かいひとときをすごすことができました。

134.MECE&ロジックツリー講座
10月もせと・しごと塾ネタが多いですね。起業家養成OUTPUT講座でMECEとロジックツリーの講座を行いました。

せと・しごと塾 起業家養成OUTPUT講座

せと・しごと塾の塾生限定の起業家養成OUTPUT講座も中盤に差し掛かってきました。第5期前半の「起業家脳養成」編が、思いのほか効果的であることが分かったので、次期以降が楽しみになってきました。また、他の起業家養成スクールでも活用できそうです。大きな収穫となりました。

せと・しごと塾 起業家養成OUTPUT講座

今日は事前に空き時間があった為、講座開始前に丁寧に板書を書いておきました。

(1)MECE

MECEとは、Mutually Exclusive & Collectively Exhaustiveの略で、「ミッシー」(あるいは「ミーシー」)といいます。「モレなく」「ダブリなく」という原則のもと、ある事項を体系的にまとめることを目的として使用されます。

例えば、きちんとMECEとなっている例としては、「せと・しごと塾の塾生は、瀬戸市内在住の人と瀬戸市街在住の人に分けられる」というものが挙げられます。

MECEが成立していない例を挙げると、「せと・しごと塾の塾生は、自営業と会社員と学生に分けられる」という分類です。自営業であり学生である人がいらっしゃるので、重複が発生しまています。

MECEはアンケートの質問項目を置く際にも使える手法です。例えば、次のようなアンケートがあったら、書く側としてはどう感じるでしょうか?

Q1. あなたはどんな理由で今回のセミナーに参加しましたか?
 (1)経営革新したい
 (2)マーケティングに活かしたい
 (3)営業活動を強化したい
 (4)売り上げを伸ばしたい
 (5)顧客獲得に課題がある
 (6)その他(      )

このような選択肢であれば、重複ばかりですよね。おそらく記入しているとイライラしてくるでしょう。もっと具体的に選択肢を置いてあげないと記入するときも困ってしまうし、何より集計してアンケートを活用することが困難になってしまいます。

*ただし、知能検査や性格検査では、わざと同じような質問を違う場所に置いておくこともあります。

(2)ロジックツリー

ロジックツリーは、ビラミッドストラクチャーとも呼ばれており、樹形図を使い、物事を整理していく手法です。

ロジックツリー

「ロジック」という名が入っている通り、論理性や一貫性が整っていないと、ロジックツリーは崩壊してしまいます。MECEが成立していないと、そのロジックツリーは理解しにくいものとなってしまうでしょう。

(3)当日のワーク

この日は、短時間のワークをいくつか実施しました。

 

(i) MECE:「企業」を2つ以上の切り口に分けてください。(例:上場企業と非上場企業)

みなさまも他にどんな分け方があるか、考えてみてください。2つに分けても3つ以上でも構いません。

以下、実際に塾生のみなさまから出てきたものを紹介します。
・従業員が500名以上の企業-500名未満の企業
 (「500名以上」と「500名以下」だと、重複が発生しますね)
 
・日本企業-外国企業
・営利企業-非営利企業
・国内活動のみの企業-海外活動もある企業
・社員が日本人のみの企業-外国人社員もいる企業
・赤字企業-黒字企業
・所在地が本店のみの企業-支店も持つ企業
・売上高1億円以上の企業-1億円未満の企業
・定時帰宅企業-残業企業
 (なかなかネーミングセンスありますね!)

起業家養成OUTPUT講座 MECE/ロジックツリー

ホワイトボードの左側に分類方法が書かれています。

(ii)MECE:「塾」を2つ以上の切り口に分けてください。

これは今回大きな気づきが私自身あったのですが、「学習塾」ばかり考えてしまいました。ところが、出てきた意見で「私塾と公的な塾」というものがありました。せと・しごと塾も「塾」ですが、恥ずかしながら、私の頭の中にはしごと塾はありませんでした。頭が固い証拠ですね。

(iii)Logictree:中2の息子を、本人が希望するハーバード大学に合格させたい。どのようなことをすればよいか、ロジックツリーで整理してください。

これも、面白い分類方法が出てきました。まず最初の分岐点を、「子供ができること」と「親ができること」と分ける考え方です。なるほど!これまた新発見!どうしても、「勉強時間を増やす」とか、「健康管理」などの切り口を考えてしまうのですが、やはり私も自分の思考回路にどっぷりつかってしまっていますね。かなり頭が固くなっているのを感じました。ロジックツリーの最下部まで項目を出すことができれば、「今何をすべきか」、具体的な問題解決方法が把握できます。すっきりですね!

(iv)MECE&Logictree:お菓子の販売で起業を考えるTさんの「試食会でのアンケート」をつくる

5期生さんの事業を想定して設例をつくりました。アンケートを漫然と取るのではなく、目的意識をもってしっかり取ってほしいのです。

アンケートの項目は多すぎてもいけません。かといって少ないと、アンケートを活用することができなくなる恐れもあります。氏名を書いてもらうか無記名にするかなど、多岐にわたる内容を検討していただきました。

ワークの結果、興味深い項目としては、次のようなものがありました。


どんなときにこのケーキを食べたいと思いますか?
 (いつの間にかケーキになっていた!) 

また行きたいと思ったお店は、何が決め手でしたか?
 (選択肢式:距離/価格/味/接客/店構え/その他)

他にも、「健康診断で引っかかったご主人のコレステロール値を下げる方法をロジックツリーで考えてください。」などという設例を用意していたのですが、1時間という時間の都合上、この辺で終わることにしました(少し解説を入れて、1時間でよくこれだけできたと思います)。

せと・しごと塾 アンケートにどのような項目を置くか?

今回の講座は、普段使わないような思考回路を経験することで、ストレスを感じつつも、新鮮さを味わうことができたのではないでしょうか。私もワークの時間中、改めて考えてみたのですが、参加者のみなさまの意見は、私の想像を超えていました。

来期以降も、この起業家脳養成系のプログラムは大事にしていきたいと思います。かなりの手ごたえがあります。

135.English Meeting
English meeting
恒例の、英語しばりのミーティングです。今回は、ある企業のビジネスモデルを整理してみるという作業を実践してみました。私が「Instagramはどう?」と言ったところ、すんなりそれが採用されて、モデルとなりました。課金なしのサービスを提供している状態でFacebookに買収されるという、極めて特殊なケースです。ユーザーの個人情報、出来上がっているコミュニティ空間が資源となっているわけですね。いつものことですが、英語での説明に苦労します。頭をフル回転させて、言葉を絞り出すような感覚です。

136.三河の女傑社長
こう呼ぶに相応しい豪快な社長と一緒に仕事をすることができました。やはり「決断できる人」というのは結果も出すのでしょう。決めたらベストを尽くし、押し切る力を持っています。私もこのような大胆さを身に付けなければなりません。素晴らしい出会いでした!

137.プレゼンテーション講座
毎年実施しているプレゼンテーション講座。今回もせと・しごと塾で実施しました。
私が講師を務めるプレゼン講座は、「話し方」「身振り手振りなどのパフォーマンス」についてはほとんど触れません。プレゼンの「準備」に力点を置きます。だから、引っ込み思案な人でもすぐに実践できるものとなっています。

せと・しごと塾プレゼン講座

講座のスケジュールはこんな感じです。

第1部「プレゼンに説得力をつける3つの方法」

1.プレゼンの場であることを意識する
(名刺交換やスピーチだけでなく、ライティングでのプレゼンも)

2.説得するための3要素(Ethos/Pathos/Logos)

3.論理性のトライアングルを作る(主張/根拠/事例)

☆ワーク:ラーメン店を開業したいご主人は、奥さんをどう説得するか?

第2部「プレゼンと準備」

1.5W1H

2.結論は何か?

3.話の組み立て

☆グループワーク「メンバーの商品を売り込もう!」

4.時間配分

5.商品サービス自体のブラッシュアップ

6.資料の作成方法

7.プレゼン終了後、何をするか?

8.プレゼンを上手に聴く方法

☆プレゼン:エレベーターピッチ(30秒アピール!)

Ethos/Pathos/Logosについては聞きなれない言葉だと思います。意味は下の図をご覧ください。

EPL

ついつい商品のアピールの際に、「お情け頂戴」のPathosを使いがちですが、それだけでは売れません。EthosやLogosをきちんと整えることが必要です。事例としてKIVAのサービス説明と胡麻麦茶の商品案内を紹介しました。

午前中のワークは、「ラーメン店を開業したいご主人は、奥さんをどう説得するか?」というテーマです。説得するために、どんなことをして、どんな説明の仕方をするかというものです。以下に実際に出た意見を(走り書きしたものを)紹介します。

せと・しごと塾プレゼン講座2012

せと・しごと塾プレゼン講座2012

せと・しごと塾プレゼン講座2012

ただ「ラーメン屋をやりたい!」では奥様を説得できません。理論構築をしっかり、そして熱く語ることのできる夢や、共有できるような考え方があるのか、Pathosの要素で、同情をさそうこともあるのか、考えなければなりません。テレビのCMで、「僕が犬を飼いたい10の理由」というプレゼンをする子供がいましたが、まさに「説得のための準備」ですね!(その後ご主人が「車を買う・・・」バージョンを作って奥さんに軽く無視されるというオチ)

昼食休憩をはさんで、「メンバーの商品を売り込もう!」というワークを実施しました。

せと・しごと塾プレゼン講座

メンバーの商品・サービスをヒアリングし、その売りを引き出し、世間にアピールをするというものです。これは、自分一人で考えるのではなく、他者から見た自分、自社であることにポイントがあります。自分で自分を褒めるのは抵抗があり、くすぐったい気もしてつい控えめになってしまいますが、メンバーが売り込んでくれることにより、積極的なプロモーションとなります。そんな効果的なプレゼン方法をグループで考えていただきました。

このワーク、様子を見ていると、全チームが予想以上の盛り上がりを見せていたので、少し時間を延長することにしました(今回このワークを入れて良かったです)。

メンバーの商品を売り込もう!

ワークスタート時の様子

せと・しごと塾プレゼン講座

チーム「くるみん」。薪の拡販を考えています。

せと・しごと塾プレゼン講座

焼き菓子の高嶋さんチーム。商品の特徴をメンバーが聞き出し、高嶋さんのキャラクターも売りになるのでは?ということでプレゼン方法をまとめています。

せと・しごと塾プレゼン講座

発表風景です。チームを代表して3分間でプレゼンしていただきます。これもまた訓練!

せと・しごと塾プレゼン講座

せと・しごと塾プレゼン講座

各チームのプレゼン内容を書き留めてみました。3分間とはいえ、かなりの情報量を入れ込むことができます。ホワイトボードに書ききれなかったことも多くありましたし。

最後に、「30秒エレベーターピッチ」。瞬発力が求められるプレゼンですね。グループごとに一人ずつ、今度はご自身の事業をアピールするということでスピーチしていただきました。ほとんどの方が「ええっ!!もう終わり???」というような顔をしていましたね(大成功)。かなり絞り込まないと、30秒という時間は過ぎてしまいます。その間に話をしている人はエレベーターから降りてしまいます。30秒で興味を持ってもらい、「この人の話、もっと聴きたいな!」と、延長戦が生まれるようなトークをしなければなりません。

今回の講座は終始和やかな雰囲気で行うことができました。参加した塾生のみなさまのおかげです。ありがとうございます。

*なんと5期生高嶋さんの焼き菓子の差し入れもありました!

せと・しごと塾、焼き菓子

「フロランタン」と言うそうです(名前知りませんでした)。この大きさの割に重い!中身ぎっしりです。高嶋さんの焼き菓子はかなり密度の濃い、食べごたえのあるものが特徴で、私はオランダにいたときのことを思い出します。

雰囲気も良く、美味しいお菓子もいただいて、とても充実した講座になりました!

138.起業本、2回目の増刷決定!

著書「ゼロからはじめる 起業のお金 必ず知っておきたいこと100」(あさ出版)の増刷が決定しました!!

ゼロからはじめる 起業のお金 必ず知っておきたいこと100

今回は1,500部です。これで8,000部世の中に出ることになります。ありがたいなぁと思うと同時に、この本は今までの起業・経営相談1万件超をもとに、起業を志すみなさまに役に立つことを広く浅く網羅的にまとめたものです。ガイダンス的な書籍として、自信を持ってお勧めします。

不思議なことが起こるもので、私が2003年に起業したとき、このような書籍を出版することなど全く考えていませんでした。今は、このサイトの右側にも紹介していますが、契約書本(青:旧版/ゴールド:新版/赤:IT版)で約2万部出回っていますし、この起業本も合わせると3万部となります。フィードバックやご要望も時々いただいておりますので、他にもいろいろ構想は持っております。起業も契約も、今まで未開拓の領域に手をつけられたらと考えています(「これ1冊でわかる 契約書の読み方・つくり方 IT版」は、IT関連の契約書、特に規約のひな型や規約のチェックの仕方まで踏み込んだいう意味で、大きな挑戦をした1冊です)。

ご購入いただいたみなさま、本当にありがとうございます。日常業務の合間に、いや、日常業務にかなり食い込んで、時間をかけて執筆した甲斐があります!

今後も「こんな書籍がいいな」など、貴重なご意見をいただけたらと思います。

139.EUへの酒類輸出規制、ようやく緩和(一都十県)
お酒の輸出を考えているお客様からの相談もよく受けているのですが、EU圏への輸出に関しては制限がありました。ようやく10月に規制が緩和されると発表されました。私の事務所にとってはとても大きなニュースであり、朗報でもありました!

●参考:a href=”http://kosaka.main.jp/gyosei/liquor/archives/413″>EUへの酒類輸出規制、ようやく緩和(一都十県)

140.日本福祉大学で契約学習講座(リベンジ編)

日本福祉大学で契約学習講座を実施しました。暴風警報で延期された講義です。日本福祉大学は、中日の浅尾投手で一躍有名となった大学で、当日タイムリーなことに、温水洋一さんの記事が中日新聞に載っていました。温水さんもこの大学出身です。

講義は5名で参加。なぜ5名も必要かというと、寸劇があるからです!

さて講義ですが、冒頭は、遠山さんが契約や法律の概要をお話しした後、流行の携帯ゲームなどの課金についても実情を説明しました。

日本福祉大学契約学習講座

恒例のクイズです。学校で習った「クーリングオフ」について、実際どれだけ知っているかという5問のクイズです。いつも通り、藤川さんが担当。

日本福祉大学契約学習講座

クイズは「外れる人がほとんど」だからインパクトを与えられます。外れて悔しいので、周囲の友達や家族に話したくなる、そんな循環を期待しています。講座に参加した人たちだけでとどまるのでは、少しもったいない気がしますので。

日本福祉大学契約学習講座

元気に手を挙げていますが、第2問で大勢の人が不正解で着席することに…

それでも全問正解者が出ました!立派です!!(全滅することもよくあるのです)

次はお待ちかね、寸劇です。これが一番印象に残ったという方も毎回たくさんいらっしゃいます。

日本福祉大学契約学習講座

今回は、本年度から新加入の橋本さんの迫真の演技で、少々静かだった会場が一気に笑いの渦に!

デート商法に引っかかる役は古家さん。コロッと綺麗な女性に引っかかってしまうという設定です。「絶対引っかかんないだろ!」と思追う学生さんも多いと思いますが、現実被害の相談を私も受けてきました。「騙されたことはわかっているけれども、でも今でも好きなんです」と実際に言った方もいます。人の心を踏みにじる悪質な商法ですね。こんなのに引っかかったらダメですよ!

あと、学生から社会人になろうとしているみなさまを守ってくれる法律などの解説を遠山さんが行い、講義は終了しました。

私は何をしたかというと、寸劇のナレーションともう一役(悪質クレジット会社の冷たい担当者役)、それに最後の締めのあいさつです。

アンケートもいただきました。いくつか抜粋して紹介したいと思います。

アンケート

アンケート

アンケート

アンケート

我々が伝えたいことはきちんと伝わっている気がします。

いつも学生の皆様には同じことを言うのですが、悪徳商法ごときで人生を狂わされることのないようにしてほしいと思います。家族のみなさまも、そのような事態とならないよう、何かおかしなことをしようとしていたら、無関心ではなく、おせっかいを焼いてほしいと思うのです。振り込め詐欺の電話で驚き、ATMで振込を済ませて自宅に戻ると、電話口に出ていたはずの息子が2階でゴロゴロしていた、などという笑えない話もあります。普段からのコミュニケーションが悪徳商法の被害を防ぐのに大いに役立つと思います。講義に参加した学生さん、そしてその家族のみなさま、この記事をご覧くださったみなさまと周囲の方が今後とも被害に遭わないよう、心から願っております!

141.この事業計画は、どの会社のもの?

せと・しごと塾の起業家養成OUTPUT講座で、「事業計画書概論」というテーマがありました。5期生のみなさまは事業計画書を作るという宿題があるので、2か月後に卒塾を控えたこの時期、数字と格闘しているかもしれません。それも踏まえて、計画立案に役立つようなヒントもお話ししようと思いました。

せと・しごと塾 相談風景

個別相談風景

■個別起業相談

花の家デザイナー二人展

この日は相談日でもあり、1期生の堀切さんが来訪され、「花の家デザイナー二人展」の案内はがきを持参してくれました。アーティストですね~!フラワーアレンジメントやハンドメイドの雑貨の製作などをされています。

個別相談は、「チャンスが到来したが、思い切って進むかどうか?」「新しい教室のチラシづくりをどのようにするのがよいか?」「PCや携帯端末、タブレットの情報管理をどのようにするか?」「店舗を構えるかどうか?」など、多岐にわたりました。みなさま形は違えど、分岐点を迎えている方も多く、その決断のためには様々な判断材料が必要だと感じます。その一つでも提供できればといつも思っています。

■講座:事業計画書概論(起業家養成OUTPUT講座)

(1)事業計画書をなぜつくるか、8つの役割

「事業計画書は何のために作るか?」については、コラムにも掲載している通り、8つの大きな役割があります。せと・しごと塾では、ただ卒塾時の発表のために事業計画書を作るというのは、実にもったいない話です。現実に事業を進めるために、文章や数字を考えながら、実際に行動していくことが大事です。

起業家養成OUTPUT講座

(2)ワーク:この事業計画はどこの会社?

配布しているテキスト「起業の50ステップ」の内容を簡単に説明した後、ワークを一つ実施しました。

それは、「この事業計画はどこの会社(組織)?」というクイズです。チームで4つの会社がどこであるか、答えを考えていただきました。

小さな起業家??

*小さな起業家??もワークに飛び入り参加

企業だけでなく、瀬戸市の総合計画まで混ぜておきましたが、みなさん4つのうち3つは正解。残り一つは同じ解答でしたが、不正解という結果になりました。

地元の金融機関だったのですが、事業計画を見ても特定できないような内容でした。これではホームページに掲げて世間に提示する意味があまりないかもしれないね、という話をしました。銀行名を変えて表示しても全く違和感がありませんからね。

ちなみに、せと・しごと塾に講師として来て下さっている「瀬戸信用金庫」という答えが出たのですが、今回のクイズの事業計画には「当行」という表現が載っていました。瀬戸信さんなら、「当庫」などという表現になることでしょう(ホームページでは「瀬戸信用金庫では」「せとしんは」などという表現となっています)。だから信用金庫ではないと判断できるのですね。

(3)塾生4名の損益計画、数字をつくる!

次に、塾生のみなさまの事業をモデルに、損益計画の数字を実際に作ってみました。「売上高がどれくらいになるのだろう?」と、想像もつかなくて困っているという声も聴かれました。

起業家養成OUTPUT講座 損益計画をつくる

起業の計画は目標でもあるので、どこに目標を置くかによって数字の作り方は変わってきます。売上高をいきなり最初に考えても、ピンと来ないのも無理はありません。そんなときは、営業利益あたりから数字を入れてみます。

例えば、1,000万円の利益を出したい!という焼きそば店を経営したい方がいれば、その1,000万円からスタートして、販管費を考えます。人件費や店舗の家賃、配送の荷造運賃や旅費交通費などを見積もります。この販管費が630万円ということになりましたので、足し算します。1,630万円、これが売上総利益。焼きそばの原価率が当初は40%とのことで、1,630÷(1-0.4)=2,717万円が売上高です。これが「目標」売上高ですね!

ここで終わりではありません(*ここで終わってはいけませんよ)。この売上高が現実的に可能かどうかを検証していきます。講座では「え~!ムリムリ~!!」という話になったので、修正をかけなければなりません。営業利益の目標額を落とすのは簡単ですが、その前に販管費の削減、原価率の低減などを検討します。何より大事なのは、「いかに売上を実現するか」です。経費や減価率は限界がありますので、「売っていく方法(買ってもらう方法)」を探っていかなければなりません。ここが事業計画書を作成するときに重要となるポイントです。机上の空論では説得力がありません。売上をつくるために、具体的にどんな準備をしていくか、そして手ごたえをつかんでいくか。行動に移すということですね。手ごたえがあれば、起業に弾みがつくはずです。

というわけで、塾生のみなさま、事業計画書はとても「使える」ツールですので、存分に活用していただきたいと思います。

かわいい事業計画書?

(おまけ)小さな起業家も、上手に「事業計画」書けたようですね!

142.大量の契約書
10月はせと・しごと塾の講座ばかり触れてきましたが、契約書も大量に作成・チェックしておりました。契約書の中には、上場企業と交わす契約書や、海外企業と交わす契約書、許認可に必要となるような契約書もありました。いつもよい経験をさせていただいております!

143.韓国ライセンスマニュアル
JETRO発行の素晴らしい資料を入手しました!
現在はインターネットでこんな貴重な情報も手に入ります。つくづく良い時代になったと思いますね。経験値が大幅にアップしました。

しかし、情報提供側からすると、ちょっとした情報では価値が生まれないということにもなります。報酬をいただける情報提供をいかに行うかが課題です。


コメントは受け付けていません。