本日、第10回かすがい創業塾(春日井商工会議所)が終了しました。
全6回の日程でカリキュラムは下記の通りです。

1.名刺交換ワーク、今日からできる名刺で仕事を取る3つのポイント
名刺ごときで・・・と思うかもしれませんが、絶大な効果のある名刺の実例も含め、ちょっとしたマーケティングの積み重ねの重要性をお伝えしています。何といっても、その名刺交換がきっかけでかすがい創業塾がスタートして、10回目を迎えております。
2.メインテキスト「起業の設計図1st」事業計画書の説明、資金計画・収支計画について
約100ページの資料です。昨年度までは「起業の50ステップ」というテキスト名でした。今年度からは、講座の実態に合わせて、お話ししないコンテンツを思い切って削除しました。お披露目が今回のかすがい創業塾となりました。
3.MieNaを活用した商圏分析
私の創業塾の大きな特徴でもある商圏分析です。昨年11月から商圏の特徴をインフォグラフィックでビジュアル化できるようになるという画期的な出来事がありました。4月末からさらに進んで、ChatGPTでMieNa+競合分析等のまとめがインフォグラフィック化できるという、驚くべき進化があります。創業塾が始まってから可能になった技術で、講座後、別の機会に追加で紹介させていただきました。
(こんな感じの、一覧性のあるインフォグラフィックが生成できます)
融資申し込みや補助金申請の際の事業計画書で商圏分析の説明に厚みができます。今回は、参加者の希望するエリアのレポートをお渡しして、みなさまご自身でインフォグラフィックの作成をされたのも見かけました。どんどんAIを活用していただければと思います。
4.起業家の効果的なAI活用
今回のAI講座資料は118ページです。内容は以下の通りです。
①マーケティング
②メニュー開発
③ネーミング
④市場調査
⑤商圏分析
⑥SNS対策
⑦事業性評価
⑧契約書のチェック
⑨便利な読取ツール
⑩AI活用の注意点
おまけとして、「AIでこんなこともできます(2026年4月バージョン)」も付けておきました。
商圏分析と合わせて私の創業塾の大きな特徴で、創業塾期間中に、別の創業スクールでの事例が中小企業白書に紹介されました(氏名は出ていませんが)。
中小企業白書コラム集(P.61、あまつしま創業スクールでの事例)
創業を志すみなさまの準備を加速するツールになりますので、存分に活用していただければと思います。(ちなみに明日からスタートする鳴海・有松創業道場では、このAI講座の資料をさらに全面リニューアルしてあります。)
5.事業計画書個別ワーク
創業塾では事業計画書を仕上げていくというミッションがありますので、創業塾の時間内に何回か個別ワーク&質問タイムを設けてあります。やはり商圏分析とAIに質問は集中していました。
6.グループ内発表、フィードバック
今回は人数の関係で、全体発表をしていると時間がなくなってしまうので、グループ内でのプレゼンとさせていただきました。メンバーからの激励で、懇親が深まっていく風景が見られました。
7.税務の話
昨年に引き続き、北林税理士による税務の解説の時間です。私もしっかりお話を聴かせていただきました。
8.組織形態の比較(個人、株式会社、合同会社、一般社団法人など)
個別相談でも多い、組織形態に関する講座でした。株式会社の決算公告義務や、一般社団法人が持続化補助金の対象外となっていることなど、様々な組織形態をどのように選択するかという、判断材料の一つになれば幸いです。
9.株式会社のつくり方
組織のうち、株式会社に特化して、設立方法の解説をさせていただきました。かなり事務的な内容ですが、毎年オーダーをいただいておりますので、カリキュラムに含めております。
10.事業計画書ワーク(個別ワーク)
後半で、再度事業計画書の個別ワークの時間を設けました。
11.融資を学ぶ金融機関対談(日本政策金融公庫名古屋中支店、愛知県信用保証協会)
好評だった対談形式の「金融に関するお話」です。私は司会を務めました。公庫さん、保証協会さんそれぞれにお題となる質問を用意して、答えていただくという時間です。双方の違いもはっきりしたのではないでしょうか。
12.事業計画発表会
今回は、最終日ではなく5日目に事業計画発表会が実施されました。グループ内で発表していただき、創業塾での準備の成果を確認していただきました。
13.参加者交流タイム
発表後は交流タイムを設けて、このときにLINEグループの話も出てきました。盛り上がって時間オーバーとなるのも、今回の創業塾では恒例となりました(私も毎回帰宅時間が遅めでした)。
14.起業家のための補助金活用
最終日は、補助金の小話をしました。申請予定の方は、補助金の落とし穴にも気を付けて、ぜひ有効活用していただきたいと思います。
15.小規模事業者持続化補助金の準備のコツ、注意点(ひな型、困った時のプロンプト配布)
相談時にも使用している、小規模事業者持続化補助金のひな型とプロンプト集です。

ひな型です。審査基準と記載推奨事項、記入見本で構成されています。

AIプロンプト集です。各項目を記入する際に、どうしても文章が思いつかないなど、そんなときに利用していただきます。
これから申請を検討する方も一定数いらっしゃったので、ぜひお役立ていただきたいと思います。公募要領はしっかり読んでくださいね。
ちなみに、NotebookLMで公募要領をした比較したインフォグラフィックも紹介しました。創業型の第3回は、衝撃の「開業後3年→1年以内」という変更があり、申請を断念した事業者さんも多くいらっしゃったことと思います。現場ではこのような短時間で変更点をまとめられるツールは非常にありがたいですね。

(NotebookLMでの比較表、2分くらいで生成できます)
16.情報提供(消防本部)
最終日、春日井市消防本部の方から、店舗・事務所使用時の消防法上の注意点についてお話がありました。創業に際し工事をする際など、注意が必要です。
17.情報提供(愛知県事業承継・引継ぎ支援センター)
最後に、M&A等による創業について、事業承継・引継ぎセンターの方から解説がありました。創業者に対する温かいメッセージもいただきました。ありがとうございます。
以上で、今回の創業塾、全カリキュラムを終えました。約500ページの資料のご準備、事務局のみなさまもありがとうございました。今後、受講者のみなさまのプランが一つでも実現していくことを願っております。
