本日はかすがい創業塾(春日井商工会議所)の2日目でした。テーマは、マーケティング、商圏分析、IT活用です。
◆マーケティング
マーケティングと一言でいっても、内容は多種多様です。今回は時間の関係で以下に絞って、ダイジェスト版にしてお話ししました。
・ネーミング
・名刺
・看板
・プレスリリース
・ヒアリング
・口コミ
・テストマーケティング
+AI活用
いずれも、強みを言語化して、その上でマーケティング手法を活用することになります。私自身も、名刺が活躍してくれた場面が数多くありますし、プレスリリースに至っては、開業初年度は毎月1通以上は出すと決めていました(送付されていた新聞社等からしたら不思議に感じていたかもしれません)。
それぞれ取り組む場合は個別相談で深く作戦を立てていきます。今回の参加者の中でも早速販促の相談をしたいという話がありました。
弱みを正直にさらけ出して(無理に「盛らない」)、その上でお客様になっていただくという事例も紹介しました。あまり盛りすぎると、期待とのギャップで不満足が爆発することもあります。
◆商圏分析講座
先般の岐阜県商工会連合会の内容とほぼ同じですが、一部春日井市にカスタマイズした内容となっています。今回は、春日井市の消費購買力ランキングや春日井商工会議所の周辺1kmの商圏レポートを参考に配布しました。
春日井商工会議所ではMieNaの運営会社と契約をしているので、個別相談の際にMieNaの商圏情報をお渡しできます。レポート等の商圏情報を見ながら、その地域に合った店舗計画、マーケティング計画を立てていきます。私も相談時によく使っています。
◆宿澤先生のIT講座
創業塾のIT講座は、いつも頼りにしている宿澤先生にお願いしています。春日井商工会議所だけでなく、津島商工会議所、あま市でも昨年お願いしました。
AIも絡めながら、実践的なIT活用法を次々に紹介してもらいました。「顧客に選ばれる理由」を言葉で把握しておくことは重要です。普段からお客様にそれとなく言葉を投げかけていると、徐々に選ばれる理由がはっきりしていくかもしれません。
私は開業当初、瀬戸市までわざわざホームページを見て問い合わせてくださるお客様が多く、選んでもらった理由をそれとなく尋ねるようにしていました。「よくこの事務所を見つけてくれましたね」と言うと、「実はいろいろ調べたんだけど、○○という理由で声を掛けさせていただいたんですよ」などと、はっきり答えを言ってくれる方が大半でした。これは本当に貴重なデータの積み重ねで、その後のマーケティング計画に活きてきました。ちなみに、「一番情報量が多かったから」「検索で一番上に出てきたから」「○○という許可申請の相談もあるんですが、自分も将来起業したくて、その話も聞きたいな~と思いまして」などという言葉をいただいていました。
ちょっとした声掛けが、実は貴重なヒントに繋がることを学びました。みなさまも機会があれば試してみてください。
次回はGWを挟んで2種間空きます。AIも活用しながら事業計画を仕上げていきましょう!