2022年総括(前編)

かすがい創業塾2022 事務所ニュース
かすがい創業塾

2022年の総括です。今回は早めに前編を作成してみました。
今年もいろいろありました。1年の前半部分、御笑読いただければと思います。

<1月>
1.元旦
2022年元旦、干支がちょうど4周して48歳となりました。
年始の恒例行事はいろいろあるのですが、日付が変わってから誕生日お祝いメールを大量にいただくので、その返信をするという大事なお仕事があります。FBが中心ですが、返信を書いている間にも他のSNSやダイレクトメールなど乱れ飛んでくるので、なかなか楽しい時間です。

初詣を終えると、これまた恒例の初仕事で事務所へ。年賀状や郵便物を仕分けして、これですっきり1年が始動します。

毎年元旦に決まった神社で引いているおみくじは「吉」。病気のところで「思わず早くなおる」と書いてありましたが、半年以上四十肩が治りません。良くなってはいますが、このまま引きずって五十肩に移行しなければ良いのですが・・・

2.ドメイン更新
期限が近付いてきたドメインを2つ更新しました。かつては10個近くドメインを管理していましたが、徐々に整理して、現在では5個となっています。期限切れとなってしまうと大変なので、いつも長めに更新しています。絶対期限切れが許されないドメインは自動更新にしています。

3.電子帳簿保存法研究
周囲からも戸惑いの声が聞こえてくる「電子帳簿保存法」に関して情報収集を進めました。国税庁のホームページを研究、税理士さんの意見を聴くなど、あれこれ情報を取り、当面の対応を決定しました。
とにかく全ての事業者に関係してくるという点が厄介ですね。

4.確定申告の準備
1月になり国税庁の確定申告作成コーナーが利用できるようになると、早速必要事項を入力して、提出の準備を進めていきます。e-Taxで青色申告特別控除が満額の65万円となります。なるべく早め早めで準備をするようにしています。

5.次年度創業塾関係の打ち合わせ
瀬戸や春日井など、毎年実施されている創業塾の打ち合わせがありました。例年年末年始くらいのタイミングで次年度予定が決まっていきます。
実施時期とカリキュラムの希望などを伺い、メニューに反映させていきます。前年度までは予定変更が相次いだのですが、幸いにして、2022年はスケジュールの変更なく実施することができました。

6.次年度の公的機関での相談業務
こちらも年始くらいに予定が決まります。今回は1か所を除き1月までに来年度予定が決まりました。
相談日は月1回~月10回までいろいろなパターンがあります。これが決まらないと他の予定も入れられないので、できるだけ早く確定することを望んでいますが、相手あっての話ですので、仕方ありません。

7.難しい案件への対応
お客様経由で少々困難な案件が舞い込んできました。頼りになる税理士さんと連携して、時間をかけて解決に導くことができました。どのように対応するか難しい話は相応のストレスがあるものの、これがレベルアップにつながると信じて受け入れるようにしています。

8.起業家を襲うトラブル集講座
ここ数年人気の講座です。あちこちでお話ししながら、内容をアップデートしていきます。
起業のためにお金を貯めて、いざ開業したら怪しい話に騙されてしまい、それまでの苦労を台無しにしてしまう事態が見られます。そういった被害を一つでも減らすことができればと思います。
1月は津島商工会議所での講座でした。経営指導員さんも参加されているので、指導員さん経由でも抑止力が働けばと考えています。

9.共通テストに挑戦
大学入試の共通テスト、久しぶりに問題を解いてみました。
数学はもうすっかり忘れていますね。全問正解すると意気込んでいたものの、残念な結果になってしまいました。
娘は英語のリスニングだけは満点でした。英語耳うらやましい・・・

10.「みなし解散」の相談
最近あちこちから相談が来ます。特に株式会社の役員最長10年の任期切れです(一般社団法人理事の2年というのもあります)。
最悪解散されてしまいます。次に良くないのはペナルティとして数万円支払うというパターンです。手続きをして安心していたら、忘れた頃に請求が来ることもあります。
実際に解散となってしまったケースも見ました。一般社団法人で何回かの役員更新をしていなかったこともありました。
定款に記載された通り、総会を開催し、役員の重任、就任などを決定して登記をしてください。

11.事業復活支援金
これ、今年の話だったのですね。時間が経つのは早いものです。
事業復活支援金のホームページが開設されたのが1月でした。今年はこの制度に関して、相当「たらい回し」のストレスの溜まる電話を受けることになりました。
新しい制度で、誰も面倒を見てくれない事業者からの相談が数多く来ました。多くの方はきちんとされていましたが、中には公的機関はどこも同じものと考え、感情的になっている方もいました。
(私も受忍限度を超えたことが何回かありました。)

誰かが受けなければならない相談ではあるものの、さすがに限度があると、大きくモチベーションが落ちる出来事がいくつかありました(持続化給付金の時もありました)。
自分の業務だけでなく、コロナ以降そのような事態が各所に見られています。現場が大混乱、一生懸命働いている方がやる気を失ってしまうことも見ることになりました。
なお、普段相談にいらっしゃる事業者さんの資金繰りの問題もありますので、この日以降、SNSで情報をアップデートしていく日々となりました。事業復活支援金以外の制度もありますので、ひたすら情報収集、書類を読み込む生活です。

12.事業再構築補助金
第1回の募集以来、公的機関で相談が多い制度です。1月は第5回の公募が発表となりました。
コロナ対策としては非常に大きな金額となり、思い切った設備投資を考えている企業の方が本気で取り組む補助金です。幸いにして、公的機関での相談は、事業計画全体に及ぶので、テクニックだけでなく、じっくり事業内容を伺うきっかけにもなりました。代行はしないので、自社で自力で仕上げたいという方ばかりとお話をして、充実した時間だったと思います。

13.小規模事業者持続化補助金
もう一つ、相談の多い補助金があります。小規模事業者持続化補助金です。
2/4が締切で、その相談も数多く来ていました。この補助金は、強みを活かして経営計画を立てていくという特徴があります。また、市場をしっかり分析して、それを踏まえた計画を仕上げます。
何より、補助金を活用してどんな取組をしていくか、その効果が見込めるかどうかが重要です。時には、この機械を買いたいという「結論ありき」の相談も見られますが、販売促進のための本質的な議論ができることも多く、なかなか相談を受けていて楽しく感じています。特に事業者さんがやる気になってくれるときは嬉しいですね。

14.公的機関の相談、パンク
市役所や商工会議所での相談はエリアが決まっているのですが、愛知県よろず支援拠点は県内全域、場合によっては他の都道府県からも相談が来ます。
よろず支援拠点の基本は予約制で1日5枠が決まっています。ただ、激しく電話での相談がやってきて、所定の手続きを取ることなく相談ができてしまう仕組みになってしまっているので、それを誰かが受けなければなりません。
さらに週2日くらい勤務していますが、継続的に期限管理をするような案件も数多く存在します(担当者が変わると一から説明となるので、1人で見ることも多い)。コロナ以降、予定がパンクすることが増えてきました。相談予約が取れないと苦情を受けることも時々あります。
改めて公的支援の制度設計を考え直すきっかけとなりました。どのように自分が携わっていくか、2022年は1年間考え続けることになります。需要があることは分かっていますが、ベストの方法が何であるかは今のところまだ結論が出ていません。


<2月>
15.連日の献血依頼メール

献血

献血でいただいたグッズ(左のAB型献血バッグが欲しかった)


かれこれ健康になってから25回献血をしているのですが、2月に立て続けに献血依頼のメールをいただいたので、出かけることにしました。
本当に緊急に必要としているときは電話まで直接いただいたことがあるのですが、必要なときに必要な分を献血しようと考えています。今回の総括をまとめている12月はあまり依頼が来ていないので、また不足する時期を待って血液を捧げに行こうと考えています。

16.弥生会計
自社の決算が10月、個人事業が12月ということで、冬場はひたすら弥生会計と向き合っています。
そして相談者も個人事業の確定申告が近づいてきているということで、相談が増えてきます。
税務に関しては税理士さんの分野になるので無料でも相談に乗ることができませんが、会計ソフトの使い方くらいであればお話しすることができます。
結構壮絶な状態になってしまっていることもあり、しばし茫然自失の状況から話をすることもあります。最近多いのは、クラウド会計を利用して、年間の集計をしたところ、現金が数十万、数百万のマイナスとなっている事例です。
みなさま、またその季節が近づいてきましたね。

17.年初相談ピーク
2月16日、早くも今年前半戦の相談のピークを迎えました。相談枠一杯+5件の要対応案件(メールと電話)を抱えていました。
それ以外に突発的に対応が求められる話などもあり、この日は良い汗をかいた一日でした(疲)。

18.忙中閑あり

スパムにぎり

スパムにぎりを大量に作りました


時々家事もします。2月は大量のスパムにぎりを作ってみました。みんなで食べると一瞬でなくなりますが、ただひたすら米を握っていた記憶が残っています。
しかしこういうジャンキーな食事、なぜこんなに美味しいのでしょうね(不思議)。

19.「先輩に聞く ECサイト講座」
ツクリテセンターの業務で、タイトルのような講座を実施しました。
↓この製作風景(88万再生)で有名な地元の眞窯、加藤真雪さんの事例発表をしていただきました。


海外向けの輸出販売など、かなり実践的な内容で、みなさま参考になったのではないかと思います。

20.起業セミナー(瀬戸市)
地元瀬戸で「起業セミナー」が実施されました。
前半は起業の実態、起業のポイントやせと・しごと塾の様子などをお届けしました。
後半はパネルディスカッションが実施され、瀬戸市内で起業したお二人にご登壇いただきました。
・田中綾さん (書店経営:本・ひとしずく)
・久保昌禅さん(動画制作:せとの動画屋さん)
早速「しごと塾に入りたい!」と表明していただいた方も何人かいらっしゃいました(実際に入塾いただきました)。このような場で参加表明していただけると、本当に嬉しいです。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

21.ロシアのウクライナ侵略
2月末に現実とは思いたくないことが起こりました。平和が当たり前に与えられるものでないという現実を突きつけられ、思い悩む日々が続いています。
本件に関して自分が出来ることは限られていますが、自分の日々の役割を考え、少しばかりでも世の中を良いと思う方向に行くように助力できればと思います。
当面は、仕事で接する事業者のみなさまの経営が良くなる、みなさまを強くするお手伝いですね。

22.英検、追いつかれる
かつて英検を3級だけ取得して、その後何もせずにいたのですが、とうとう小学生の娘に追いつかれてしまいました。「親に追いつけ追い越せ」が一つの励みにもなっているようで、これからも上手に追い越されて行こうと思います。辛うじて漢字検定は一つ上です。いつ抜かされるか楽しみです。

<3月>
23.3月3日、会社設立記念日(19周年)
2002年3月3日に、手持ち資金を振り絞って資本金50万円の有限会社を作りました。最低資本金特例が始まって間もない頃です。当時は5年以内に300万円に増資しないと解散させられてしまうということで、がむしゃらに仕事を取りに行っていました。そして無事に増資できました(後に増資の義務は撤廃)。

19年の間、大きな外部環境の変化をいくつか経験して、そんな環境変化に耐えられる強さを身につけ、これから一生仕事を続けられるように精進したいものです。シンプルに、日々コツコツと課題解決レベルを上げていくこと、健康を維持すること。これを意識したいと思います。

24.創業相談、補助金相談
3月はおびただしい数の相談を受けていました。事業再構築補助金、持続化補助金をはじめ、これから創業する方の相談など、年度末を慌ただしく過ごしていました。
今まで案件管理で一覧表を作成していたのですが、あまりに案件数が増えたので時間が取れず、しばらく更新できなくなってしまいました。

25.年度切り替え
4月からの新しい仕事の打ち合わせもありました。一方で、ギリギリまで予定の決まらないものもあり、新年度のスケジュール調整に非常に苦労しました。
基本は曜日単位で年間の予定が決まる仕事が多いので、早い順に予定が埋まっていきます。結果的には、公的機関の継続的な相談業務に関しては、前年度と変わらず、となりました。

26.Zoomでクロマキー合成に感動!

Zoomでクロマキー合成

Zoomでクロマキー合成(ひとりで練習していました)


2020年のコロナ感染拡大以来、各種映像配信技術の勉強をしてきたのですが、とうとうZoomでクロマキー合成が出来るようになりました。簡易的なものではありますが、手間暇を考えるとこれで十分な場合も多く、ありがたい限りです。
と、倉庫内にある大きなクロマキー関係グッズを見ながら複雑な気持ちになっていました。技術革新、とてつもない勢いです。こういった話、海外企業ばかりですので、個人的に普段からアンテナを高くして、いろいろチャレンジをしていこうと意識しています。

27.味の再現シリーズ「kip sate」

kip sate

オランダで好んで食べていたkip sateを再現してみました


「kip sate」という焼き鳥にピーナッツソースがかかった料理をオランダ勤務時代に好んで食べていたのですが、ふと思い立って味の再現をしてみようと思いました。
以前1回失敗しているのですが、ネット上の情報も増えてきたので、再度トライしてみました。Tomizで食材を買い、試行錯誤を繰り返して、2回目で近い味を再現することができました。

<番外1> 年度末に際してSNSに投稿した文章があるので、ここにも残しておきます。(長文です)

令和3年度、年度末になりました。新年度も経営支援の仕事をするということで、少し昔を振り返ってみたいと思います。

銀行時代、年度末と言えば窓口に人が殺到して、月末期限の融資の申請書を何とか間に合わせて、夕方ごろには息も絶え絶えになるくらい忙しかったことを思い出します。

今は、年度末も月末もあまり関係なく、忙しい時は忙しいし、時間のある時はかなり余裕もあります。昨日は相談が山ほど来て、手待ち時間もほとんどない一日でしたが、今日は各種報告書などを仕上げながら、ゆっくり過ごしております。

令和4年に入ってからの3か月、いろいろなことがありました。コロナの爆発的拡大、ウクライナ問題、外部環境の変化は激しく、私の周囲の事業者も何とか変化に対応すべく奮闘しています。
新年度も引き続き事業者支援をしていきます。

相談に対してなるべく即答で多くの回答をしていきたいと考えていますが、本当にビジネスの世界は広く、いろいろと調べれば調べるほど、「知らないことばかり」であることを実感します。
元々学生時代はマスコミ(主にTV局)に行きたくて、就職活動を絞り込んでいました。そして全滅して銀行に行くことになりました。当初は「生活のため」と割り切っていましたが、大学時代に多少ITの分野をかじっていたおかげで、割と重宝されたこともあります。だんだん居心地が良くなってきて、お客様である中小企業を何とか支えていきたいな、という気持ちが生まれました。

かなり充実した日々を過ごしていた時期に、ある会社が夜逃げしたことを知りました。優れた技術を持っていたのに、夜逃げしなければならないほどの状況に追い込まれたことは残念でなりません。ぼんやりとそんなことを考えていたのが20代半ば。

縁あって海外に勤務することになり、そして睡眠時間がほとんどない状況で体を壊しました。自分の人生を壊すわけにはいかない、自分の運命を他者に委ねることはできない、というわけで、その後起業を本気で考えました。

そのとき、夜逃げの話を思い出しました。

起業前に事業計画の相談を受けていて、その立地と家賃で、その単価、営業時間で果たしてやっていけるのか。他に選択肢があったかもしれません。これを自分が起業支援をしていけば、助けてあげられたのではないか。きっと貢献できる!と思って、起業の支援を中心にするという方針を決めました(今も変わりません)。

支援する内容は2003年に開業して19年の間に変化していますが、軸はほとんど変わっていません。起業前後の小さな会社をつくる経営者(と家族、従業員)の生活を一つでも支えていけるような仕事をしていきたいと思います。

マスコミ志望だったこともあり、情報に埋もれるのは嫌いではありません。今は良い時代です。昔は高価な書籍を購入したり、その道の先生に対価をお支払いして学ばなければならなかったことが、PCの前でも実に多くの情報を手に入れることができます。もちろん情報の選別は大事ですが。

こちらから動くだけでなく、インターネットから顧客が自社を選んでくれることも可能となりました。これにより、起業の敷居がかなり下がりました。

新年度以降も、多くの方から矢の如く相談が寄せられるでしょう。その一つ一つが私の経験値を引き上げてくれるので、とてもありがたいです。公的機関の無料相談の場所を好んで仕事をしているのは、「量」という価値が得られることです。数年に1回くらい我慢ならないレベルの話も来ますが、大半の相談者の存在を支えに、また1年、充実した日々を過ごしていけたらと思います(すべての公的機関は年度単位の1年契約です)。

本当に大変な状況が続きますが、何とか前を向いて未来を作っていきたい事業者のみなさま、明日以降の新年度もお待ちしております。

 

<4月>
28.新年度開始
毎年4月~3月が1タームで仕事が決まることが多く、2022年度は、次の公的機関で経営相談を受けることになりました。
・愛知県よろず支援拠点(週1~2.5)
・津島商工会議所(月1+α)
・春日井商工会議所(随時)
・瀬戸市(月3程度)
・せとまちツクリテセンター(月3)
これに加えて創業塾のご依頼をいただいていたのですが、揃いも揃って土曜日のオファーで、すべてをお受けすることができませんでした。世の中なかなかうまくいかないものです。

29.せと・しごと塾 第13期総括公開
瀬戸市の創業支援事業「せと・しごと塾」。毎年の開催結果をまとめて、瀬戸市ホームページに掲載していただいております。

せと・しごと塾 第13期総括
受講者のアンケート結果や開催風景など、どんな内容であったか掲載していますので、ご興味のある方は上記のリンク先をご覧ください。

30.とよた創業塾(豊田商工会議所)
初の講師でした。と言っても初回の1回だけ担当させていただきました(予定が合わず)。
さすが人口の多い豊田市です。90名近い申し込みがあったと聞いております。隣町ですので、またご縁があれば一緒に仕事させていただきたいと思います。
(創業支援に関しても、熱い思いをお持ちの方が多くいらっしゃいました)


<5月>
31.日曜・祝日か、そうでないか
5月はメリハリの利いた月となりました。日曜と祝日はすべてOFF。それ以外はすべて仕事でした。ちょうど4月末からよろず支援拠点の仕事が週1日増えたので、やや慌ただしい1か月となりました。
1週間のうちに、もう1日土曜日があれば、と今でも思っています。かなり仕事の機会を失っていると感じています。

32.健康診断
4月は年度初めでゆっくり始動することが多いので、健康診断に行くことにしています。
今回の結果は、かなり良好でした。特に気になる所見もなく、この調子で過ごしていけばよいという結果になりました。
ただ、前回の検査から5kg減っていたので、「大丈夫ですか?」「何かありましたか?」などと心配そうに聞かれてしまいました。個人的にはかなり調子が良いのですが、そういう風に見られるのは新鮮でした。急激な変動は危険のサインであることも多いのでしょうか。
引き続き健康第一で、仕事のパフォーマンスを向上させていきたいと思います。

33.新PC
処理速度が落ちてきているなど、仕事に支障が出てくるレベルになってきたと感じていたので、PCを新調しました。
ファイルの移動やネットワークのセッティングなど、かなり時間はかかりますが、最近のPCは設定が容易になっており、1日で大半を仕上げることができました。
一気に気持ち良い仕事環境に変化しました。新しいPCは気持ちいいですね!

34.黄金比の研究
a:b=b:(a+b)となるa,bの組み合わせです。1:1.62くらいの比となります。現実世界では、モナリザの顔の縦横比が黄金比であると言われています。
資料作成の中でデザインの要素も考慮せざるを得ないので、このとき研究したのでしょう。情報を調べ始めると関連ページをひたすら探しに行ってしまうので、時間が湯水の如く流れていってしまいますね。

35.かすがい創業塾(春日井商工会議所)

かすがい創業塾2022

かすがい創業塾風景


かすがい創業塾がスタートしました。5回シリーズです。休憩時間、終了後に熱心な受講者さんから質問も来て、気持ちよく講座を終えることができました。
初日の後半は、起業家体験談を久保昌禅さんにお願いしました。瀬戸での起業セミナーでもパネラーをお願いしましたが、今回はソロで1時間お話しいただきました。
起業の物語は人の数だけあります。こうやれば絶対うまくいくという答えはありません。面倒なこと、目の前に現れた課題に果敢にチャレンジして、未来を切り開いてください。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

36.机上整理
定期的に自宅の仕事部屋を整理します。きれいにすると、不思議なことに大きめの仕事が舞い込むことがあります。ただ、2022年に関しては、11月まで月~土までほぼ埋まっているような感じで、話が来てもお受けできない状況でした。
特に、補助金の事業計画書を作って欲しいという話が数多く来ましたが、すべてお断りしています。思うところあり、公的機関での無料相談以外は受けておりません。

37.文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン
業界によっては、適切な取引慣行を構築するために、このようなガイドラインが発出されることがあります。

文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン(その後の完成版)
今回はニュースになるようなことがあり、まとめの結果が発表。その後検討が加速され、7月に完成版が出ました。ガイドラインは様々な相談者に関係してくるような内容であることが多く、サッと読み込むようにしています。とりあえず公開されいているという、存在を知っておけば、いざというときに発見しやすくなります。すべて頭の中に入れるというのは意味がなく、記憶領域の無駄遣いとなるので、やや手抜きですが、そんな風に情報に接しています。

38.起業のテキスト「起業の50ステップ」企画
毎年リニューアルしながら使い続けて、今年はどの部分を変更するか、新たな内容を追加する必要があるかなどを検討します。

起業の50ステップ

起業の50ステップイメージ


基本的に質問を多く受けている内容を収録するようにしています。逆に、あまり相談時に使用していない部分については、思い切って削除します。
毎年せと・しごと塾が開講する7月に間に合うように準備をしています。変更内容はストックしておいて、5~6月で一気にリニューアルします。


<6月>
39.創業塾→創業相談の連鎖
春日井商工会議所での創業塾が佳境を迎えつつ、並行して個別相談が増えてきます。6月はよく春日井に行きました。
創業塾は講師として実施して後は知らない、というスタイルが好きではありません。話をして、実際に創業を計画していく過程、創業してからのフォローが出来るような仕事を選ばせてもらっています。幸い、そのような体制を好む主催者様が多いので、こちらも安心してみなさまが飛び立つまでケアすることができます。
次年度もそういった任務が増えることを願っています。

40.商圏分析の研修

商圏分析の研修(岐阜県商工会連合会様)

商圏分析の研修


不定期でオファーが来る商圏分析の講座ですが、今回は岐阜県商工会連合会様向けでした。
完全リモートで、岐阜県内の商工会さんもリモート参加。私も自宅からお届けしました。
岐阜県は、北は高山方面まであり、かなりの移動距離があります。リモートの講座だと、参加するみなさまの時間と費用も大きく節約できます。
もちろん、リモート固有の問題として、コミュニケーションが難しいという問題があります。理解も進まないことが多いので、資料は多めに準備しておきます。
参加したみなさまが、今回の商圏分析のノウハウを、日ごろ接している事業者様の支援に活用していただければと思います。

41.久しぶりの取材(中日新聞)
開業当初(2003年)は、お金も実績もなかったので、少しでも自社を知ってもらうべく、プレスリリースを積極的に実施していました。その甲斐あって、初年度は30回以上メディア掲載していただけました。その後2年目からプレスリリースは封印し、20年目に至っています。今回の取材は突然で、せと・しごと塾の塾長としてどのようなことを考えているか、という内容を話してほしいとのことでした。

取材は30分の予定でしたが、話が盛り上がりすぎて、気が付いたら1時間半話をしていました・・・
せと・しごと塾がテーマでしたが、私の2003年の起業前後の経緯、現在に至るまでの外部環境の変化など、関わった方々を思い出しながら楽しい時間を過ごしました。
紙面の公開は控えますが、担当記者Nさんの異動前最後の特集記事という事で、そのようなメモリアルな記事として取材いただき、ありがたい限りです。

42.かすがい創業塾、全員参加で終了
5回シリーズが終了、しかも最終日は全員参加者がそろいました。コロナの感染状況も気にしながらの開催なので、参加者が減ってくると講師として(不満足で途中から参加したくなくなったのではないかと)不安に思ってしまいます。
そんな中、最終日に全員揃ったというのは本当に嬉しいことです。みなさまの飛躍を願っています!

43.OKB空中店舗を訪問

OKB空中店舗

OKB空中店舗初訪問、世の中知らないことばかりですね。


OKBの空中店舗に初めて行きました。どこの金融機関でも良い手続きがあり、せっかくなので行ったことのない場所にしようと思ってここへ。
よくある雑然とした風景はドア越しに封印され、サロン的な落ち着いた雰囲気で少しの時間を過ごすことになりました。
随分と金融機関も変わったものです。まだまだ世の中知らないことで一杯ですね。

44.2022年、前半終了
ちょうど6月30日に投稿した文章があるので、そのまま掲載したいと思います。これが次年度以降の考え方のベースにもなっています。

◆6/30のFB投稿
2022年も折り返し地点に来てしまいました。今年もあっという間ですね。
新型コロナウイルスの蔓延以降、将来の展望を深く考える機会が増えてきました。私だけでなく、相談時にもこのような話題になることもあります。
2020年から2年半、「誰と仕事をするか」ということを否応なく考えさせられました。私の仕事は中小企業支援です。特に小さな会社やこれから起業したい人を支える仕事です。一人で実行するわけではないので、誰かと一緒に動くことになります。
誰が支援対象のために動いてくれる人で、誰がそうでないかは残酷なほど明確になりました。この危機的状況の中、従来のやり方をテコでも変えないという組織もありました。これだけ激しい外部環境の変化にもかかわらず、です。
嵐のように来る問い合わせ対応のために膨大な文書(主に国、県、市町村)を短時間で次々に読み込む日々を過ごしていた2年前に、「うわっ、これはめんどくさい。とてもできんなー」と同じ立場であるはずの人から言われた時は、完全に血が上りましたね。
幸い、今は一緒に解決方法を考えてくださるパートナーと仕事ができています。ある種、戦友のような絆もあります。
最近、週休1日(もしくは0)の生活が続いており、家族を全く遠出に連れて行けない状態になっています。来年度は働き方を見直して、月に2回は週休2日となるようにできないかと考えています。そのためには、自分の価値を高めて仕事単価を上げないといけませんね。日々の積み重ねで、地道に頑張ります(^^)

2022年総括後編はこちら

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