口コミ伝播の仕掛け方(とうふ屋しろさん)

今日のせと・しごと塾の起業家養成OUTPUT講座は、「よい口コミは、どのように作られるか?」がテーマでした。

口コミワークの題材に立候補して下さったとうふ屋しろさん

最初に自分自身が最近口コミで他人に広げた商品・サービスを思い出していただきました。そして、なぜそれを勧めたかという理由を思い出してみます。

よい口コミをどう広げるか? ワーク風景1

これを今日の参加者9名全員に出していただき、ホワイトボードに全部書き出しました。やはり勧めた理由というのは具体的で分かりやすいものが多いですね。

よい口コミをどう広げるか?

次に、参加者のみなさんの事業に置き換えて考えて頂きます。「自分の商品・サービスをこのように口コミで広げてほしい」という、いわば願望、いや妄想かもしれません。その口コミを実現するためには、何をしなければならないかを考えます。

今回全員でのディスカッションの題材として立候補してくれたのは「とうふ屋しろ」さん。

しろさんと言えば、「ニッポンの食、がんばれ!セレクション」で金賞を受賞した「すくい豆腐」や、「絹こし豆腐」で有名ですが、今回はその「すくい豆腐」と「油揚げ」という2商品について考えてみました。口コミで広がってほしいのは、以下の通りでした。

1.すくい豆腐・・・高級料亭でも食べられない味が家庭で味わえる

2.油揚げ・・・(1)使っている油が違う (2)肉厚で食べごたえがある (3)食通をうならせる

順に考えてみました。

1.すくい豆腐

「高級料亭」・・・まず高級料亭に行く人は誰か。高級料亭に行ったことがなければ、その味が分かりません。高級料亭に行く人はどういう人なのかを挙げてみました。企業の社長、幹部、政治家、セレブ… もちろん高級料亭気分を味わいたい人、というのもターゲットになるでしょう。その人たちに届くようなアプローチが必要です。この方々が瀬戸まで直接店舗に来るかと言うと、そうではない確率の方が高いので、ネット通販は必須となるでしょうね。
「家庭で味わえる」・・・高級料亭の味を家庭で味わう、というのは、単に豆腐にとどまらない可能性があります。高級料亭の雰囲気になると考えると、ひょっとしたら豆腐をいただくためのグッズも必要になるかもしれませんし、他の食材との組み合わせが重要になるかもしれません。
「高級料亭でも食べられない味が家庭で味わえる」という口コミを生むには、たとえばこんなアプローチで商品開発をしてみると実現に一歩近づくかもしれません。

2.油揚げ

(1)使っている油が違う・・・抽出の油でなく、圧搾の油なので、胸焼けせず、サクサクとのこと。これについては、「油が違う」という口コミではなく、「胸焼けしない」の方が適しているかもしれません。胸焼けしない理由づけとして、「使っている油が違う」という説明をするのが良いかと思われます。
(2)肉厚で食べごたえがある・・・「肉厚」というのが、塾生さんで実際食べた人が「お肉みたいだった!」とおっしゃっていたので、ぴったりかもしれません。肉厚を示すのに、切り口の断面を見せると効果的かもしれません。実は私も本日購入させていただき、切り口を見たら驚きました。これは油揚げかと!
「食べごたえ」の方は、実際に食べていただき、感じていただかなければなりませんが、情報発信方法としては、動画でその様子を紹介するとよいでしょうね。テレビの取材などがあれば、伝わりやすい特徴かと思います。
(3)食通をうならせる・・・これについては、食通にうなっていただくしかありませんね。食通の人が油揚げを食べる機会をいかにつくるかを考えます。新商品の試食なども依頼されているようですので、これは活用できるでしょう。

他に、「油揚げって脇役の存在なのに、しろさんの油揚げは主役みたい」という感想も出てきました。こういった感想が口コミになって広がるのでしょうね。

よい口コミをどう広げるか? ワーク風景HB

(ワークの結果をホワイトボードにまとめました)

このおかげ?か、ワーク終了後にしろさんの豆腐が欲しいという声がたくさん上がりました。やはり商品の良さが伝わると、見る人、聞く人を惹きつけるのですね。

本日のワーク、なかなか面白い時間となりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございます!


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